



今回はブログで収入が発生した場合の、税金について解説します。
収入を隠していても、税務署には必ずバレるので、しっかり申告して、税金を払いましょう。
税金を納めることは国民の義務。
ブログで収入を得るなら、その辺りの知識もきちんと持っておこう!
Contents
ブログ収入にかかる税金の計算方法
ブログ収入といえば、Googleアドセンスやアフィリエイト報酬がありますね。
このブログ収入から"経費"や"控除"を引いた『課税所得』に税金がかかる!
ブログを運営していくとかかる一般的な経費は次の通り。
ブロガーの主な経費
・パソコンの購入費用
・セミナーの参加費用
・サーバーのレンタル費用
・ブログに関する書籍の購入費用
・ブログ運用のためのツールの購入費用 など
控除は、『医療費控除』や『寄附金控除』などがあるので、該当のものがあれば引く。
最終的に残った課税所得に税率をかけることで、ブログ収入にかかる税金が分かりますよ!
次に、ブログをやってるとかかる主な税金を、3つ紹介していきます。
ブログ収入があるとかかる税金 ①所得税
ブログの利益(課税所得)に対してかかる税金。
所得税は、超過累進課税といって、収入(利益)が多いほど払う税金も増えます。
税率は利益額によって、5%〜45%。
詳しくは、下記の国税庁ホームページの税率表を参考にしてください。
ブログ収入があるとかかる税金 ②事業税
聴き馴染みがないかもしれませんが、ブログ収入が一定以上あると、『事業税』という税金がかかります。
事業税のポイント
・税率は業種によって異なる
ブロガーの場合は、Googleアドセンスやアフィリエイトの広告収入となるため、『第1種事業(広告業)』に該当し、税率は『5%』です。
『文章を書いて生計立ててます』と主張すると、文筆家と判断され、事業税がかからない場合も…!
まだブロガーという職業が定着してないので、それで通る可能性もあるとか無いとか…
ブログ収入があるとかかる税金 ③消費税
ブログ収入が一定を超えると、消費税事業者として、消費税を納める義務が発生します。
消費税のポイント
・課税売上が1000万円を超えると課税
・1000万円を超えた年の2年後に税金を納める
消費税のポイントは、利益ではなく収入(売上)が1000万円を超えると課税という点です。
他の税金は、『所得(利益)』を基準にしているのに対し、消費税は、収入額で判断します。
また、2020年5月現在、ブログ収入のうち『Googleアドセンス収入』は、消費税の対象外となっています。
つまり現状では、『アフィリエイト収入』のみが、ブログ収入のうち、消費税の課税対象なとるわけです。
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ブログ収入を確定申告して、税金を納める
ブログ収入があれば確定申告をして、税金を納めなければいけません。
ただし、専業ブロガーか副業ブロガーか、立場によって申告義務が発生する収入額(所得額)の基準が異なります。
それぞれの立場でどう違うのか、見ていきましょう。
専業ブロガーの場合
専業ブロガーの場合は、ブログ収入のうち、年間利益が38万円(2020年分の申告からは48万円)を超えると、確定申告が必要です。
38万円(48万円)というのは、『基礎控除』という、国民全員が使える共通の控除です。
基礎控除を超える利益があれば税金が発生する可能性があるので、申告か必要となります。
副業ブロガーの場合
副業ブロガーの場合は、ブログ収入のうち、年間利益が20万円を超えると、確定申告が必要です。
副業ブロガーは、基礎控除を本業で使っているので、ブログ収入に対して使用できません。
20万円という基準は、少ない利益で確定申告されても、業務負担の割りに税金が取れない為、設定されています。
ただし、『医療費控除』や『ふるさと納税』で確定申告をする場合は、ブログの利益が20万円以下でも、必ず確定申告が必要です。
ブログの収入が少なくても、住民税の申告は必要
ブログの収入が少ないと確定申告が不要、というのは、あくまで所得税の確定申告の話。
ブログ収入(利益)が1円でもある場合は、住民税の申告が必要となります。
市役所の窓口で確定申告と似たような申告をすると、次年度の住民税額が決まります。
もちろん、きちんとブログ分の収入を申告しないと『脱税』になるで、気をつけましょうね!
ブログ収入があると税金はどうなる? まとめ
今回は、ブログ収入がある場合に発生する税金について解説しました。
本記事で紹介した税金以外にも、働き方によって、住民税や国民健康保険税などの税金がかかります。
ブログで収入が発生したら、きちんと確定申告して、きちんと税金を納めましょう。